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2009年6月

2009年6月30日 (火)

(新型インフル)故意に感染拡大なら死刑! 北京市

新型インフルエンザって言ったら、国内ではその話題性が色あせてきてるけど、世界的にはまだ大きな関心事。

今、ネットをチラッと見てたらビックリするようなタイトルに出くわしちゃった。

それは上記のとおり。 北京市には感染症を拡大させた場合、刑事責任を追及する規定があるんだって。で、その規定が新型インフルエンザにも適用されることになちゃった。

これ、どう思う? そりゃ、北京市が「どんなことしてでも新型インフルエンザの流行を阻止する!」っていう意気込みはよくわかるけど、そのために「刑罰をもって対処する!」なんてのは、俺たち日本人からすれば異常な世界だよね。

しかも、それが故意で、感染した相手が死んじゃったら死刑!って事もあり得るんだって。

ちなみに、「過失と故意との違いってなに?」ってことになると、「ついうっかり・・・・。」っていうのが過失でそれに反して「知っていて・・・。」っていうのが故意なんだって。

でも、北京市の裁判官はどうやって過失か?故意か?区分けするのかな? まさかパソコンみたいに人間のアタマから履歴を引っ張り出すわけにもいかないし・・・・。

そこは裁判官の判断にゆだねられるんだろうなぁ。

 でも、大きな声では言えないけど、中国って人の命の価値が日本ほどには重くないんだってね。 (怖わ~!) 

いくら高層ビルをじゃんじゃん建てたからって、「即、先進国の仲間入り!」なんてことにはならないんですよ~だぁ!!

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2009年6月27日 (土)

それぞれの立場

きのう、どういう訳か? 市役所の職員をしている人とほんの少しだけはなしをした。

で、その話がマスコミなんかによる公務員バッシングの方向へ進んで行った。

で、彼はこういったんだ。「そりゃ、確かに公務員の方が民間企業に勤めている人よりもたくさん給料もらってますよ。仮にその分を2割としましょう。でも、その分がちゃんと消費の方へ向かっているからその分民間の方も潤っているのにねぇ。ちょっと考えれば誰にでもわかる事なのに、どうして分かってもらえないんでしょうかねぇ・・・・?」って嘆いていた。

これ、どう思う? そんなの住民側から言わせてもらえば、「その2割分とやらの税金が安くなれば、その分こっちの消費に回るじゃないか!」って誰でも思うよね。

そりゃ、誰だって自分の立場のことしか考えられないんだろうなぁ。

今思ったんだけど、「少しでも安くして~!」って消費者側が願うのは当たり前で、その分売り手側が競争して安くするのは俺たち消費者にしてみればとてもいいことだ。

でも、俺たち消費者だって、給料をもらっている以上はその分生産者側にいるもんね。だからと言って、価格が安くなった分給料を削られちゃったら困っちゃう。

あ~ぁ、世の中ってほんと~に上手くいかないように出来てるんだぁ~!!

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2009年6月24日 (水)

あぁ、やっぱりそのまんま東!

テレビ見た? なにもあそこまでドタバタする必要もないと思われるのに、あの天下の自民党の古賀選挙対策委員長が東国原知事に出馬要請。

で、東国原知事は「自分を総裁候補にしてくれるんだったら出てもいい!」というような事を言ったそうな。

まだ、知事として一期も務めていないのにここまで言うなんて正にクレージーだよね。

で、それについていろんな人が東国原発言について話していた。 それによると、あれは断る為に信じられないような事を言ってふっかけただけ!」と言う意見が主流だった。 

所変わって大阪の橋下知事は「エッ~、それって冗談でしょ?」って言ってたけど、記者から、それが冗談じゃない、ってきかされて「あぁ、そうですかぁ? あの人、度胸があるんですねぇ・・・。」だってさ。

さすが橋下知事。うまいこと言うもんだ。知事やってる人に対してバカなんて言えないもんね・・・・。

話をもどしま~す。テレビでの識者の意見は「高く吹っ掛けて断るつもりだったんでしょう!」って感じだったけど、俺はそうは思わなかった。というのは古賀委員長と話している知事の映像が映し出されたけど、その表情は自信に充ち溢れていたんだ。そこから察するにおそらく知事は「我こそは総理大臣の器なり!」くらいに本気で思ってたんじゃないのかなぁ?

今思ったんだけど、もし仮にあのかとうかずこさんという、賢そうな奥様が付いていたとしたら、おそらくこんなバカげたことはしなかったんじゃない?

こんなことしているうちに、宮崎県民からも愛想を尽かされてずっこけちゃったら、それこそ最高のコメディアン「そのまんま東!!」って事で終わっちゃうのかなぁ?

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2009年6月22日 (月)

うつくしい言葉?

うつくしい言葉ってどんなのを想像する?

その響きの美しい言葉? とか、 含蓄があってその一言がはなし全体をピリッと引き締めている? とか、ちょっと難しそうだけど、はなしそのものの格調を高めるような言葉・・・・・・etc

でも、ある言語学者によると今言ったこととは全然違う方向にあるようだ。

その先生によると、そのはなしの中に自然に溶け込んでいる言葉なんだって。

たとえばあるご婦人の場合、彼女にはいろんな立場がある。主婦としての立場。母親としての立場。仮に彼女が先生をしているんだったら、先生としての立場・・・etc

それから相手。自分の子供、友達、職場の上司、部下・・・・・・。

それからはなしの目的。これらのいろんなケースによって自然に溶け込む言葉ってぜ~んぜん違ってくるんだってね。

そこで今、こんなことを思い出したんだ。

それは大昔NHKの野球中継を見ていた時のこと。解説をしていたのは前ヤクルトと西武の監督をして厳しい指導で有名な広岡達郎さん(かなり古~い)

で、アナウンサーがあるルーキーの若い打者についていろいろと広岡さんに聞いていた。それについて広岡さんは丁寧に答えていたが、最後に「コイツはもっと練習せないかんですよ。」って言ったんだ。

その時の広岡さんの表情といったら、普段のクールで厳しいのとは違って、とても優しかったのを憶えている。

あのコイツって言葉。厳しい人の愛情がチラッとかいま見えて、何故か? すっごく美しい言葉に聞こえてしまった!!

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2009年6月19日 (金)

エコカー

先日、これまたラジオでエコカーの将来についていろんな話を聞いてしまったので、その中でも面白そうなところをみなさんにご報告しま~す。

そもそもエコカーっていうのは地球環境にやさしい燃費のいいクルマのことを指すようだ。で、日進月歩のエコカーの分野から見ると、究極のエコカーは電気or電池自動車ということになるのかな? さらに究極という事になると、太陽光電池or風力電池・・・・etc。という事になっていくのか?

で、今実現しているエコカーということになると、トヨタのプリウス・ホンダのインサイトに代表されるハイブリットカーという事になるようだ。

これらのクルマはガソリンエンジンと電池モーターを積んでいて、モーターが苦手な走りはエンジンが補い、エンジンが苦手な走りはモーターが補って走るそうだ。で、電池を充電しておくのはエンジンがするんだって。なにかややこやしくなってきたぁ?

で、ガソリンの比率をいかに少なく、モーターの比率をいかに大きく持っていくことがエコ度をさらに高めていくことみたい。

で、この2車種のエコ度は?というと、CO2がガソリン車の2分の1、燃費は1リッターあたり30キロ前後なんだって。

ホンダとトヨタはエコカーの研究に15年ほど前から取り組んでいて、この分野ではその分先行しているようだ。

はなしはちょっとそれるけど、ちょっと前あの賢いクリントン大統領がビッグ3の経営者達に「エコカーをやってみないか?」と持ちかけたけど、だ~れも大統領の言葉に耳を傾けず、反対方向の大きなクルマばかりにしか興味を示さなかったそうな。

ところがホンダとトヨタのリーダー達はもう遠い将来のことを見据えていたらしい。

これって日米のクルマ屋さんの差にみえるけど、どうやら、日米の国民の意識の差で

日本人は無駄な大きなクルマをナンセンスと思っていたのに対して、アメリカ国民はそういう事にはほどんど関心がないんだって。これからの地球の環境問題をリードしていくのは日本人と思わない?

で、将来のクルマはどうなるの?ってことなると、エコカーが好きとか嫌いとかではなくってこちらの方向にもっていかないとそんなに遠くない将来、人類はクルマを手放さなくてはならなくなるそうだ。

だから、「仮に多少高くてもエコカーにするんだ!っていう気持をみんなに持ってもらいたい!!」ってこの番組は結んでいた。

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2009年6月16日 (火)

マグロ価格暴落

マグロ好き? 俺、だ~い好き! 特に中とろ。 でも、こればっかりはそうは簡単には食べられないけど、今、マグロがかなり安くなってるんだって。どれくらい?っていうと大まかに言って4割くらい安くなってるみたい。

身近な例からいくと回転寿司。大ネタ祭りとかなんとか称して中トロなんかが安くなった分ボリュームアップしてるんだって。

中トロの分厚~い大ネタをそれこそ口にトロッと入れたら口の中でとけちゃった。な~んてね。

それからスーパー。こっちも客引きの目玉商としてキャンペーンを打ってるんだって。ここもやっぱりおおざっぱ4割くらい安いらしい。で、余談になるけど、ウチのかみさんが早速スーパーに買いに行ったけどちっとも安くなかったそうな。やっぱしキャンペーンを狙わないとダメなよう。

じゃぁどうしてつい最近まで「マグロは食卓から消えるかもしれない?」「庶民には手が届かなくなる」と言われていたマグロが一転して暴落してしまったの?_ というおはなし。

世界の人々がマグロのおいしさに気づきだし、さらに環境団体などからの乱獲反対の突き上げがあったり、原油の値上げなどでマグロが値上がりするのは確実と読んだ商社等の投機筋が「これは儲かる!」と、ど~んと大量に買い込んだ。もちろんマグロを保存するために適温マイナス60度仕様の巨大冷凍施設も設置。

ところがその直後世界を襲った不況。人々は高級マグロなんかにはとても手が出なくなちゃった。ずる賢い投機筋もこの不況ばかりは読めなかったのか?

売れないマグロを何とか売ろうとスーパーや回転すし店にアタマを下げて売り歩いたが、相手もプロ。弱みを知っているので通常価格では買うわけがない。

だったら、「景気が良くなって需要が回復するのを待てばいいのに!」って誰でも思うよね。ところがマイナス60度で保存するにはその経費が莫大で、しかも冷凍施設に投資したりマグロを仕入れた費用などで資金繰りが回らなくなってしまった。

しかも、最近、近海でのマグロが豊漁でさらに養殖マグロもいっぱい日本に向かってくるらしい。

「え~い! 悪いことはどうしてこうも重なるんだぁ~!!」投機筋の怒声が聞こえてきそうだね。

あぁいい気味だねぇ。不況もたまにはいいことするもんだぁ~!!

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2009年6月13日 (土)

臨死体験

前、だれかがこんなことを言っていた。「私は若い頃、とても無鉄砲な性格で『死ぬときは死ぬんだ!』って感じで開き直ってたのか、別に死を恐れたことはなく、よくもあんなことをしてきたものだと自分でもあきれてしまいます。でももうすぐ80歳に手が届くようになると、恥ずかしいはなし死ぬことが怖くなってきたんです。」

なるほど、若いころはどんなメチャしても死が遠い存在で別にどうってことはなかったんだろうなぁ。ところが80歳も過ぎる頃になるとそれが現実の問題として迫ってくるんでどうしても怖くなってくるんだろうね。

これとは違うけど、昼間友達と死についていろいろ話しているときは別に怖いなんて感じないけど、夜一人でなかなか寝付けないときなんかに、ふと死について考えると怖くなってくるもんね。

20代の前半の頃どういう訳か?よく金縛りにあったり、自分が死んでいく夢を見たことがある。大昔に見た夢なのにどういう訳か?気持ち悪いほどはっきりと憶えているんだ。

それはこう。自分がいつもの部屋で寝ている。すると地球の深~いところから自分をヒュ~っと吸い込んでくるエネルギーがある。自分がその時どうなっていくのか?はわからないけど、そのエネルギーにさらされていることが妙に気持ちいいんだよねぇ・・・。

しばらくすると自分の霊か何か?はわからないけど、肉体からスッと抜け出してその部屋の天井付近から自分を眺めているんだ。

それもとてもハッキリ憶えているけど自分がそれまでお世話になった肉体なのに、まったくもってなんの感情も湧いてこなかった。ただ、「自分が借りた肉体がここにある。」

ただそれだけのことだった。

で、その頃自分の葬式を自分の霊が見ている夢を見たこともあるけど、その時も一緒で全く何の感動もなく気持ち悪いほどクールにその情景を見ていたなぁ。

人を愛したり憎んだり、喜んだり泣いたりする感情って「生きていればこそ!」ってことなのかぁ?

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2009年6月11日 (木)

阪神、緊急補強 西武GG佐藤獲得へ!<訂正版>

最近梅雨入りという声もあるが、ひと足先に梅雨入りしてしまったのか? 今一つパッとしないのが阪神。

ピッチャーはそこそこ揃ってはいるものの、打つ方は外国人をとってきたり若手の成長に期待という事になるが、それこそ今一つぱっとしない。

そこでターゲットとして急浮上してきたのが西武の大砲GG佐藤なのだ!

GG佐藤って知ってるよね? (これ正しくは爺爺佐藤。昔から爺臭かったんだって!)

ここ一番で大きいのをかっ飛ばすんでパリーグでは恐れられた存在だったけど、それよりもなによりも彼を超有名にしたのが北京オリンピックでの大チョンボ!

試合のキーポイントになる大事な場面でやってしまった。それもその一試合で同じような大きなヤツを3回も!(ほとんどがそれほど難しくもないただの外野フライ)ここまでやったプロ野球選手というのは長~い歴史の中にも彼以外にいないそうな。

で、GG佐藤って「西武でプレーするときにもこういう事をしょっちゅうやるのかな?」と思って調べてみたら、それがほとんどしないんだってさ。不思議なもんだねぇ。なにか星野さんに恨みでもあったのかな?

でも、結果的には星野さんを天国から地獄へ突き落したようなどでかい事をしてくれたのかもしれない?(余談になるけどあの時星野ジャパンが金メダルなんかとっちゃったとしたら、ナベツネさんの強~い後押しで、巨人の監督しいては野球選手初のプロ野球コミッショナーへの道ってのもあったかもしれないんだってね。怖~!)

余談が長くなって済みません。そりゃ西武にはガンガン打つヤツがごろごろしてるからGGはちょっとはかすみがちかもしれないけど、打線の弱い阪神に来たら相当目立ちまっせ~!

で、西武の方としても簡単に「GG佐藤をあげますよ!」とは言っていない。左投手の能見か江草くらいを要求してきそうなんだって。でも、この2人仮に西武に行ったとしたら打線がいいだけにかなり勝ち星が期待できそうだ。

このトレードがうまくいくといいなぁ。GG佐藤が巨人戦の大きな場面でガツ~ンとやるとこ見たいと思わない?

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2009年6月 7日 (日)

寅さん 2

前回言い残したことがあるので、もう一回だけ話させてちょうだい。

山田監督が寅さんの草案を会社側に提出したところ、「これといった取り柄のないバカな男がステキなマドンナに恋をして振られるなんて当たり前じゃないか!!」って会社から草案を突っ返されて、逆にすっごくやる勇気がわいてきたって話をした。

「これどういうことか?」って言うと、自分流の解釈なんだけど、山田監督は「その当たり前を、ただの当たり前なんかにゃしませんよ!」ってところかなぁ?

そう言われてみるとたしかにそんな気がしない? 寅さんのキャラってたしかにユニークなんだけど、「これってひょっとしたら俺の事じゃない?」とか「これウチのお兄ちゃんよ!」って思ってこの映画を見ていた人もかなりいたんじゃない?

だから、ただの他人事では済まされなくなっちゃってずるずる深みにはまってっちゃうんだ。で、マドンナが寅さんのバカ話なんかに乗せられてすっごく嬉しそうな顔して笑う! 映画を見てる方としてもそれが寅さんとおんなじくらい嬉しくなっちゃうみたい。

だから、「今回こそはうまくいくんじゃない? いつものパターンとはちょっと違う? きっと上手く行く!」ってハラハラドキドキせておいて終ってみるといつものパターン。いいところまで行って振られる。

で、「どうしていつもワンパターンなの?」という誰でも感じる問いに山田監督はこう答えた。「私は、古典落語が好きなんです。落語家の友達もいます。で、彼に、どうしていつもあんなおんなじことばかり話していて飽きないんですか?って聞いたことがあるんです。すると彼は『わたしは古典落語をやるときにいつも初めての作品と思ってやります。すると、お客さんの方も初めての作品ってことになっちゃうんです。』って言ってました。わたしも新しい作品を作る時にそういう気持で取り組んでいます。」ということなんだって。

なるほどねぇ。でも、寅さんの喜ぶ顔を誰だって一回くらい見てみたい!と思うだろうにねぇ・・・・。山田監督って意地悪なのかなぁ?

今思ったんだけど、こういう映画って普通彼女連れてくるようなのではないよね。彼女連れてくるんだったら、もうすこし洒落たラブストーリーとかハードボイルドってところかな? という事は俺みたいに彼女のいないさみしい男が思いっきり笑いたくなって見に来るんだよ。

それなのに寅さんだけ上手くいって素敵なマドンナと肩なんか組んじゃって「じゃあね~! 君もうまくやれば~!」なんてことになっちゃったら俺みたいなおとこはどうすればいいんだぁ? やっぱり山田監督って優しいのかも?

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2009年6月 3日 (水)

山田洋次監督 寅さんを語る!

先日、これまた深夜ラジオで山田洋次監督が寅さんに関するロングインタビューを受けていた。

そもそも山田監督が松竹に「男はつらいよ」の草案を提出したところ、会社側の反応は散々たるものだった。 曰く、「世間的な名声もなくバカで、顔も悪くこれといった取り柄の何もない男がステキなマドンナに恋をして振られてしまう。そんなの当たり前じゃないか!!」。 ところが、山田監督はこの「当たり前!」という返答がすごく気に入っちゃって勇気づけられたそうな。で、強引に会社側を説得して「寅さんシリーズの始まり 始まり~!」ってことになる。 

寅さんシリーズの底に流れるのはふるさとと家族愛なんだって。で、あそこに登場してくる家族ってごく普通の善人ってところかな? そんな人たちが平穏無事に暮らしているんだったら面白くない。そこには寅さんみたいなトラブルメーカーがどうしても必要になってくるんだ。

で、山田監督によると、「家族でありながら全然喧嘩のない状態なんてのはあり得ない!」んだってねぇ。でもさ、今の家族なんて変に大人になっちゃって、お互いに遠慮して何のもめごともない家族なんてのがあるらしいけど、それこそ、山田監督に言わせれば異常な家族なんだろうなぁ・・・・。

喧嘩したあとにお互いに「ちょっと言い過ぎたかなぁ・・・・?」ってところで、少しずつ仲直りしていく過程。ここが家族のいいところなんだってさ。

でもこんなこと家族だからこそ許されるんであって、勤務先ではそうはいかないよね。

ところがそれが許されるような職場があるんだって。その職場での彼はろくに仕事もしない癖に馬鹿話や文句ばかり言っているある意味ではトラブルメーカー。でも彼がいるからこそ職場が一つにまとまる。

で、忘年会や社内旅行の企画をさせると抜群な才能を発揮する。もし彼がいなかったらこの職場からは面白いアイディアはまず産まれてこない。だからこそみんなが彼の必要性を認めている。

何を隠そうこの職場というのは山田監督のグループなんだってさ!!

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