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2008年5月12日 (月)

熊の住める自然豊かな森を!(1)

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先日、ラジオの深夜放送で、元中学の、理科担当のあるおばさん先生が、生徒たちに後押しされながら、熊を絶滅の危機から救う運動をしているのをやっていた。かなり興味深いはなしだったので、その中のほんの一部を、みなさんにご紹介しま~す。

もともと日本の山は、ある程度の標高になると、そこは奥山と称し、神の住む神聖な地域として、人は足を踏み入れなかったんだって。

それが今では、ゴルフ場にスキー場、国立公園として、開発していった。さらに致命傷となったのが、スギやひの木などの儲かる木を、国策として人工的に植えていった事だそうだ。

そのため、今までの自然の宝庫である雑木林が破壊されていった。スギは外から見ると、三角の木でそれこそ自然豊かに見えるけど、その人工森の中身は、それこそシーンとしてほとんどなにもないそうだ。どうしてか?っていうと、針葉樹っていうのは光を通さないんだって。さらに一年中枯れないので年中ほとんど光がささない。

さらに許せないのが、人工林というのは人の手を入れなくなると、それこそ死の森の

ような状態に荒れ果ててしまうそうだ。今では安い外国産の木材が大量に輸入されているので、日本の林業はほとんど採算が取れなくなって、日本の人工林の約7割が放置状態になっているとの事。で、豪雨なんかになると抜けやすく、水害の原因にもなっているらしい。

これに対して自然林である雑木林は、ドングリや、豊富な木の実、昆虫などもたくさんいるし、冬には落ち葉が地面を豊かにしてくれて、そこに住む生き物達の生態系を維持しているようだ。

こんな事もあったらしい。あるところに雑木林が残っていた。すると、そこにはいっぱい鹿の群れが殺到して、その生態系はくずれてしまった。

よく、野生動物が民家に出没したなんてニュースを聞くと、なかには、「動物たちが増えすぎたんだ。」って思う人もいるらしいが、それは大違いで、山で食べるものがなくなって、仕方なく、人里におりてくるんであって、これは絶滅のサインらしい。そこで、そのような動物たちが、畑を荒らしたり 人に危害をあたえてしまったとして、害獣に指定して、駆除してしまう。となると、ますます絶滅への道をたどっていくらしい。

ここで話は前後するが、では、どうしてこのおばさん先生が、熊を救う運動を始めたのか?というと、自分が担任した生徒が、人里に下りて来て、殺されてしまった熊が、絶滅の危機に陥っている事を、新聞で読んだそうだ。その事がクラスの話題になって、「熊を救おう!」という事になって、「先生も一緒にやらへんか?」という事になったらしい。「子供達の方から、こんなに積極的になるのも珍しいなぁ。」と思いながら、「じゃぁやってみるか」という事になった。それで、熊というのがどういうものか?を知るために、実際に動物園に見に行ったそうだ。するとそこで、子供たちとばったり会ってしまったんだって。それで、「あんたら、何しに来たん?」って聞いたら、「これから、熊のことするもんで、どんなんかな?っと思って見に来たんや。先生こそ何しに来たん?」って聞かれちゃったそうだ。

その熊というのがとても魅力的で、人と同じように、喜怒哀楽があって、優しさもある。このとき、こんなに可愛い動物を絶対に死なせてはいけない!って、みんなが思ったそうだ。これから、熊を守るための先生と生徒の熱いたたかいが始まります。それは、2部でのお楽しみで~す。

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