暴走アニメ少女
最近クルマを運転していて、気付く事がよくあるんだ。赤い軽自動車なんかが、とても普通の感覚では信じられないような、暴走運転をしている。(ちなみに最近の軽自動車はかなり走るみたいよ。) クルマとクルマとの間の、ほんの僅かな隙間を、まるで軽業師かみずすましのように、スイスイ追い抜いていちゃうもんね。
「最近の暴走族は、女の子みたいなクルマに乗るのか?」って思いながら、「どんな顔した野郎が、あれ程に凄い運転ができるんだろうか?」と思って、必死で追っかけて、信号なんかで、その暴走クルマの横につけて、どんな野郎か? 顔を見てやったんだ。
すると、女の子なんだよ。シンジラレナ~イ! しかも、いたって普通の女の子。こういう体験が一度や二度ではないんだよ。
俺達の子供のころは、遊びって言ったら、外で、どろどろになるまで遊んでいたよね。それに当時のガキは、ほとんどが、たとえ冬でも半ズボン、短いスカート。そして足には、必ずと言っていいほど、赤チン跡。
遊びに夢中になって、ケガして、泣いてたのがよくいたけど、あれ、家に帰ったら、お母さんに叱られながら、赤チンぬってもらってたんだろうなぁ。
今の若い人たちは、赤チンなんて知らないんじゃないのか?
考えて見れば、可哀そうなはなしだねぇ。
あんなに楽しい世界を知らないんだから。
「外で遊べ」って言ったって、遊ぶ場所がないよね。学校なんて、用がすんだらさっさと帰らされちゃうんだろ。あれは馬鹿な親共が、些細なことで、ああだこうだ、何癖をつけたりするからだろうなぁ。
仕様がないから、塾の行き帰りに友達とおしゃべりするか、ファミコンゲームしかないんだよね。あれ、相手を倒すのに、カシャっとクリックするだけで、こっちには何の衝撃もないんだよね。これもかなり昔の話だけど、アメリカ軍が、イラク軍へ攻撃しているのをテレビで見たんだ。それは、まさに、ファミコンゲームだよ。あんな感覚で殺されていく方はたまらなんわな。
さっきの暴走少女に話は戻るんだけどさ、彼女、ケガによる痛みなんて経験したことないんじゃないかな? だから、仮に事故になって、自分がどんなに痛い思いをするかが、想像できないんじゃないのか?
だから、あんな無茶な運転ができるんだと思うよ。
人間って、何かを想像したり、思い出したりする時に、頭の中に映像が浮かぶよね。俺達みたいに古い人間は普通の映像が浮かぶよね。当たり前の事だけど。
でもさ、ファミコン以外にこれといった遊びを知らなかった、若い人達の頭の中に浮かぶのは、アニメーションだったりして。
これは恐ろしいことだよ。 若い人達を見てると、特に女の子なんか、アニメの世界から抜け出してきたようなのが、ちょいちょいいるよ。
そう言われてみると、暴走運転の女の子の顔なんて、まさにアニメ少女だったなぁ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

最近のコメント